中国の外資銀行 3
「外銀管理法」が公布された後、日本の全銀協(全国銀行協会連合会)の代表団が浦東開発区の視察で上海を訪れ、朱鋳基市長と会った日本人記者がいます。
このとき、代表団員が胸につけている名札に書いてある銀行の名前を日本語で読んで確認する声が、カメラのマイクを通じて聞こえてきたそうです。
日本の銀行に期待する朱鎗基市長の気持ちの表れだったのかもしれません。
最初の外銀の上海支店がどこになるのうか。
東京銀行の台北事務所設置問題の取り扱いなども含あて、中国側がどんな基準で選んでくるのか・・・。
邦銀関係者ばかりでなく、金融関係者の熱い関心が集まるなかで、91年1月、もうひとつの外資系金融機関になる財務公司の第一号「上海国際財務有限公司」が営業を始めました。
三和銀行と中国銀行、交通銀行、それに香港の東亜銀行がそれぞれ25パーセントずつ出資しています。
ここでも三和銀行がその先陣を切ったのです。