中国の外資銀行 8
「見小忘大」「見小忘大」・・・。
1990年4月30日の浦東開発計画決定の発表会見で朱鎗基市長が述べた言葉で、これを上海人の弱点と指摘しました。
「目の前の小さな利益ばかりを比較・計算して、長期的・全国的な利益を考えることが少ないために、多くの機会を失っている。
上海人民が自らの弱点を克服して、開放意識を高めれば、国際慣例に合う投資環境を促進できる」。
算盤勘定には長けていると評される上海人には「刺激的」なコメントでした。
副首相・朱錯基の誕生香港情報などで再び中央入りが噂され、すぐ後に全国人民代表大会を控えた91年3月15日。
NHKの単独インタビューに応じた朱鎗基市長はひと通りのインタビューが終わった直後、
「北京に行くのではないかといわれていますが……」という質問に対して、
「これまで、北京に行けと言った人は誰ひとりいない。
私自身も行きたくない。
というのは、上海でもっといい仕事をしたい。
上海市珠民も私にもっといて欲しいと思っているだろう。
任期の最後まで頑張りますよ」と答えていました。